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2024.05.14付

【運転席から物流論】第251回 高速道路時速90㎞が解禁 トラックドライバージャーナリスト 長野 潤一氏

 大型貨物車の高速道路での最高速度改定は、1963年に日本に高速道路が登場した際に時速80キロメートルと定められて以来初めて。労働時間短縮への要請や、自動ブレーキの普及も背景にある。トレーラーは安全上、同80キロメートルのまま据え置かれた。
 大手運送会社の多くは法的な制限速度と別に、いわゆる「社速」を設けている。理由は、安全運行の確保、易損品・危険物輸送、企業イメージなど。時速90キロメートル解禁後も従来の社速を継続すると予想されたが、幾つかの会社が速度を…

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