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2023.03.14付
【運転席から物流論】第238回 東日本大震災の教訓を今に トラックドライバージャーナリスト 長野 潤一氏
今月11日で東日本大震災の発生から12年になった。私は震災の5日後、大企業が東京・大手町の本社ビル地下の備蓄物資を東北の各支店に送る仕事で初めて東北に向かった。その後、被災地に何度も救援物資を運んだ。その中で、津波の威力の巨大さ、現地の惨状、人々の結束による復旧の過程を目の当たりにした。
だが、12年の歳月がたつと当時の記憶も薄れる。社会全体でも同じではないだろうか。最近、マスコミで南海トラフ地震や首都直下地震への備えの重要性がよく取り上げられているが…
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