【運転席から物流論】第204回　新型コロナウイルスへの対応　トラックドライバージャーナリスト長野潤一氏

　日々事態が変わる新型肺炎(コロナウイルス)関連の報道から目が離せない。1月28日に奈良県の60代バス運転手への感染が確認された頃から国民の関心が高まった。特に2月13日には、東京都の個人タクシー運転手を含む4人で「市中感染」が確認され、うち1人が死亡した。外国人観光客の接客などを仕事としない人の、経路の分からない感染だ。
　1月29日～2月17日に政府チャーター機計5便で828人の邦人などが帰国し、2月5日には大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください