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2015.03.03付
【運転席から物流論】第143回 阪神淡路大震災20年に思う(2)海上輸送の活用 トラックドライバー/ジャーナリスト 長野 潤一氏
前回に続き、20年前の阪神淡路大震災を思い起こし、今後の災害に対する輸送の強靭(きょうじん)化について考えたい。
阪神淡路大震災では神戸の街は道路が寸断。救助や復旧の車で道路は渋滞した。陸上輸送を補うため海路から小船での生活物資輸送も行われた。東日本大震災の際も津波で破壊された港湾は多かったが、中型以下の船での物資輸送は行われた。また、沖合に停泊した自衛隊の艦船で住民への入浴が提供されたケースもある。災害時に船舶を活用する準備wo
しておくべきだろう。…
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