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2022.11.01付

【荷主は疑問?】新・改革基準 業界内外で反応違い 例外規定に「肩透かし」

 「肩透かしを食った印象」―。某メーカーのSCM部長が語った、改善基準告示の見直し内容への感想だ。年間拘束時間は「例外」なしの3300時間になると見越し、2024年4月以降を見据えた対策を進めていたが、実際には例外規定が多く拍子抜けした。
 例外では、年間拘束時間は3400時間まで可能だ。現行比116時間短縮の衝撃は、トラック輸送の現場にとって大きい。残業時間の大幅削減によるドライバーの収入減少も危ぶまれている。
 だが、より根深い問題が見え隠れする。大手物流企業…

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