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2017.12.19付
【荷主と対等な関係へ】第8回 着荷主と強いパイプを 朝日大学経営学部教授 土井 義夫 氏
運送各社は優れた「定時性」を武器に日本の物流を支えてきた。だが近年はドライバー不足や時短への要請で対応が難しくなっている。今後はさらなる発着荷主の協力が不可欠になる。
特に着荷主側には物流サービスの内容に対する決定権があるため、物流網構築に深く影響を与える。運送各社は発荷主との取引関係の中で、着荷主のニーズにどう応えていくべきか。3者にとって望ましい物流サービスの構築とは何か。本稿では以下の4点に着目し、整理したい。
常態化した悪循環断ち切れ
①入荷時の手待ち…
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