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2017.07.11付
【荷主と対等な関係へ】第3回 物流サービスを明確化 朝日大学経営学部教授 土井義夫 氏
運送契約の書面化は、発・着荷主と対等な関係で仕事を進める上で欠かせないルールづくりだ。だが互いの仕事のルールを明確にし、物流業務を円滑にする意義があるにもかかわらず、十分進んでいるとは言えない。なぜ契約の段階で、手待ち時間や付帯作業の有償化を書面に盛り込むことができなかったのか、なぜ書面化してこなかったのか。本稿では、荷主と対等な関係の前提となる契約について述べたい。
継続的取引への過大な期待
契約の書面化が進まない背景には、運送企業側の法務…
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