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2017.05.16付
【荷主と対等な関係へ】第1回 理想的な在り方 朝日大学経営学部 土井 義夫 教授
人手不足など物流業界を多くの厳しい課題が取り巻いている。中でも単独の企業では解決できない構造的な課題と認知されているものの、実効性のある対策が打ち出せない領域がある。荷主と運送事業者との取引に関わる商慣行である。
この物流商慣行は、手待ち時間などの付帯作業が実際の運送事業者の負担という形で現れる一方、荷主にとって現状の物流活動を維持する上で不可欠な側面も併せ持っており、見直しは容易でない。しかし、長時間労働等の問題が深刻化する物流現場では、公正な…
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