ニュース

メインビジュアル

2019.11.26付

【社会で考えるロジスティクス】第7回 大災害時の物資供給考察 流通経済大学 矢野 裕児教授

 今年も地震、台風、大雨などの災害が相次いだ。災害が起きるたび、クローズアップされるのが物流だ。今後発生が予想される大規模地震では、首都直下地震、南海トラフ巨大地震が挙げられる。
 2つの地震では、東日本大震災をはるかに上回る被害をもたらす可能性が指摘されている。死者・行方不明者数と住宅全壊戸数をみると、東日本大震災では前者が2.2万人、後者が12万棟だったのに対し、首都直下地震は前者が2.3万人、後者が61万棟。南海トラフ巨大地震は前者が32.3万人、後者が…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください