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2019.07.16付

【社会で考えるロジスティクス】第3回 五輪を契機に物流改革 流通経済大学 矢野裕児教授

 開催まで残り約1年となった東京五輪・パラリンピックだが、「物流は本当に大丈夫なのか」といぶかる声がそこかしこで聞かれる。
 東京に五輪を招致する際、「コンパクト五輪」というキャッチフレーズがあった。競技会場と関連ホテルは選手村から半径8km圏内に集中。発達した公共交通網の利用で実現できるとされた。
 だが理想と現実は時にかい離する。大都市の五輪開催は過去にもあったが、今回ほど、通常の大都市での活発な活動と五輪関連の活動が重なり合う事例はなかった。
 今回は競技会場…

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