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2020.02.18付

【短期集中連載・標準運賃見据えどう対応?】第1回 交渉の準備は十分か サプライチェーン・ロジスティクス研究所 久保田 精一代表

 「標準的な運賃」が近く公表されることはトラック会社には朗報だ。運賃交渉を進めているが進ちょくは道半ばという会社が多いが、その後押しになることは明らかだ。
 現時点で標準運賃の詳細は明らかではないが、改善基準を守った場合の運行原価をベースとしたものとなるだろう。つまり標準運賃は改善基準を守るための基準としての意味合いがあるため、荷主にとっても、これを大幅に割り込んだ運賃をトラック会社に強いるのは抵抗があるはずだ。
 一方で、荷主にも会社全体の利益目標や物流予算…

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