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2024.07.30付

【環境特集】総論 気温上昇で荷主敏感 運賃・料金値上げ材料に 東京大学 亀山 康子 教授兼サステイナブル社会デザインセンター長

 1980年代以降、異例の気温上昇が世界中で継続している。環境関連の情報開示が求められるようになったことで、大企業を中心に環境リスクに備えつつあり、物流では環境への配慮が求められている。環境対策を講じることは物流企業の労働環境改善にもつながる。東京大学の亀山康子教授兼サステイナブル社会デザインセンター長は「物流企業が取り組みの目的として荷主に説明できれば、運賃・料金の値上げ材料になり得る」とする。

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によれば、2…

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