ニュース

メインビジュアル

2024.12.24付

【物流大転換 2024年問題】第6回 「労働時間短縮」重視を 大島 弘明 流通経済大学教授(NX総合研究所顧問)

 改正法のKPI(重要業績評価指標)は「荷待ち・荷役時間の削減」と「積載率の向上」だ。実は前回も同じ書き出しだった。ドライバー確保のため、まずは他産業並みの労働時間に改善することが必須になる。では、物流企業の本音はどうだろうか。
 今年、トラック運送企業の若手経営者や管理者の集合研修で、自社の経営計画を発表する場に、幾つか同席させてもらう機会があった。自社の強み・弱みの分析などを基に示された経営計画の内容には、総じてドライバー確保や賃金アップに向けた荷主への…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください