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2023.11.21付

【物流プラットフォーム再構築の時】第93回 将来を設計する(19) 2024年問題と速度制限 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 来年4月からのトラックドライバーの残業規制をきっかけに、2024年問題としてドライバー不足の議論が盛んだ。問題を時間不足ではなく、ドライバーの労働環境と待遇改善の観点で捉えるべきだ。新聞報道によれば、対策として警察庁は有識者会議を設け、時速80キロメートルに制限された大型貨物車の高速道路の最高速度引き上げの検討を進めるという。普通車をはじめ多くの自動車は時速100キロメートルに制限されているが、大型貨物車は安全性や事故状況を考慮し低く設定され…

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