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2020.02.11付
【物流プラットフォーム再構築の時】第7回 ハードの設計視点(3) 貨物を〝束ねる〟基盤<内外航>【2】 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授
わが国は資源・エネルギーのほとんどを輸入に依存し、輸出入トン数の99%以上を船舶輸送に依存する。近隣諸国の経済発展で資源獲得競争は激化し、資源をばら積みする貨物船の大型化が世界的に進展している。コンテナ船についても40フィートコンテナ、45フィートコンテナと大型化が進むが、日本では大型船に対応した港湾は十分とは言えず、取り扱い設備の拡充にも後れを取っている。
コンテナ取扱量は、1980年にはニューヨーク・ニュージャージー、ロッテルダム、香港に次いで神戸…
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