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2022.04.05付

【物流プラットフォーム再構築の時】第56回 環境への問題意識(19) 日本が世界の食の課題に貢献 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 世界の人口の7人に1人、約10億人が飢餓状態にあるといわれ、「飢餓をなくそう」はSDGs(持続可能な開発目標)にも掲げられている。一方、世界の食料生産の3分の1、年間約13億トンが廃棄され、食品ロス削減が世界で大きな課題になっている。
 注視すべきは途上国でも、1人当たり約3割の食品ロスが生じていること。生産者から消費者に至るまでの段階での廃棄が多く、特に南アフリカや東南アジアで多い。もちろん消費者による廃棄は、欧米や日本に比べ極端に少ない。
 市場に出回る前に…

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