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2020.01.14付
【物流プラットフォーム再構築の時】第5回 ハードの設計視点② 貨物を〝束ねる〟基盤<鉄道>(2)
前回に続き、これからの鉄道貨物輸送を考える。2008年当時、新東名高速道路の中央分離帯を活用した「東海道物流新幹線」構想が示されたが、立ち消えになってしまった。約2兆5000億円の予算で実現可能と聞いていたが、この金額は世界同時不況後の緊急経済対策として国民1人当たり1万2000円~2万円程度支給された定額給付金と同程度であることを考えると残念でならない。
日本の物流量の多くは東海道―山陽道間に集中し、輸送能力は限界に達している。毎日180本の貨物列車を…
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