ニュース

メインビジュアル

2021.02.09付

【物流プラットフォーム再構築の時】第30回 ミライの情報基盤(2) RFIDを再認識【2】~特性を生かす~ 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 RFIDは、いろいろな場面で活用が進んでいる。バーコードやQRコードと比較したRFタグの一般的特徴は既に述べたが、使用する電磁波の周波数帯によって通信距離はじめ電波特性も異なる。これらを考慮して活用目的や現場の状況に合ったRFタグを選択することが大切だ。
 135キロヘルツのタグは、日本では1950年に高周波利用設備として法制化され、世界的にも規格が統一されよく使用されてきた。情報量が小さく、パッシブタイプの電磁誘導方式は通信距離が数十センチメートル前後と短い…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください