【物流プラットフォーム再構築の時】第23回　ミライの輸送手段(4)隊列走行【2】～環境どう整備～　増井忠幸東京都市大学名誉教授

　隊列走行を実現するためには解決しなければならない課題が多くあり、準備を進めつつあるのが現状だ。国土交通省では、実証実験やダブル連結トラック(フルトレーラー)の運用状況を踏まえ、高速道路インフラの活用方策について具体的な検討を行い、2020年度に新東名高速道路での後続車無人隊列走行システムを実現し、22年度以降に東京―大阪間の長距離輸送での商業化を目指すとしている。
　高速道路に限ったとしても、隊列の編成・解除を行う場所や高速道路へのアクセス道路の整備という課題…

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