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2020.09.15付

【物流プラットフォーム再構築の時】第21回 ミライの輸送手段② 自動運転、環境整備 慎重に 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 自動運転には大きな期待がかかり、各社は競争的に技術開発を推進している。これに対し、運用上の整備が追い付いていない懸念がある。
 自動運転技術には、「自動運転に係る制度整備大綱」にも示すように6つの自動化レベルがある。運転者が一部または全ての操作を実行するレベル0~3と、全ての操作をシステムが実行するレベル4、5に大別される。特に人間が介在しない後者では、法整備など環境整備を早急に慎重に検討しなければならない。
 運転者が操作を全て行う自動化なしのレベル0。ハンドル…

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