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2015.09.01付

【物流から見た道路交通計画】(1) 第1回 「動ける」から「手に入る」に~はじめに~ 流通経済大学 苦瀬 博仁教授

 道路交通計画には2本の柱
 わが国の道路交通計画は長い間、「移動したい人」のためにモビリティー(mobility:移動性、可動性)を確保することが主題だった。このための施設としては高速道路、歩道や自転車道、道の駅などが代表的だ。今後も障害の有無、年齢、性別、国籍などを超えて、モビリティーの確保は「人の交通」の重要なテーマであり続ける。
 一方で、「移動したくない人」や「移動できない人」には、自らは移動せずに商品や物資を入手できるアベイラビリティー(availability:入手可能性、可用性)が重要な課題だ。…

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