【海上輸送ガイド】船舶燃料のクリーン化　LNGフェリー就航へ　50年温室ガス半減目指し

　新造船、新航路と近年続いていた各船社の活発な動きが一巡する中、来年1月に就航する新船はフェリーで国内初のLNG(液化天然ガス)が燃料として使用される。船舶で温室効果ガスの排出ゼロを目指す「ゼロエミッション」に向けた試金石となるとともに、利用する荷主、トラック各社の二酸化炭素(CO2)削減への貢献も期待される。
　2023年は、内航業界にとって新時代の到来を予感させる1年になりそうだ。フェリーさんふらわあが1月13日、大阪-別府(大分県別府市)航路に投入する…

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