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2024.08.27付

【海上輸送ガイド】次世代船舶 脱炭素目指し開発着々 供給、運用はなお課題

 海運業界の脱炭素化に向け、官民連携で次世代船舶の開発が進められている。内航では、温室効果ガスの排出を抑制したLNG燃料船の実用化などが当面の目標となる。一方、船社の関心が高いアンモニア船や水素燃料船は、燃料供給網の整備や充てん時の運用といった課題があり、船舶の技術開発以外にも超えるべきハードルがある。

 2021年4月、当時の菅義偉首相が新たな温室効果ガス削減目標を打ち出したのを受け、内航では30年度までに二酸化炭素排出量を13年度比で約17%削減する…

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