ニュース

2017.04.25付
【海上輸送ガイド】新航路 拡大戦略、次の段階へ 認知度向上に課題も
ドライバー不足を背景に、内航海運に近年にない追い風が吹いている。来年6月、宮古―室蘭を結ぶフェリー航路を川崎近海汽船が開設する。日本海側では港の管理者が主体の新航路誘致が続く。いままで内航各社は、新船建造で船腹を拡大してきた。一方、航路開設はこれまでの船腹の拡大戦略とは異なり、認知度向上、顧客の新規開拓といった地道な営業活動が必要。内航船社、寄港地一体となった新たな挑戦が始まった。
川崎近海汽船(本社・東京、石井繁礼社長)は、宮古港(岩手県宮古市)…
電子版のIDをお持ちの方はこちらからログインできます!
ログイン