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2019.05.21付
【海上輸送ガイド】年間約40万tが消滅 製紙再編の影響 重厚長大から雑貨へ
2020年1月、日本製紙は北海道で行っていた新聞紙などの製造を停止・縮小する。電子化などで紙の需要が減少を続けていることが原因。ロール紙などの重量物は、海上輸送の主力貨物の一つ。年間39万6000トンの物量消滅は道内物流に与える影響も大きい。
「重厚長大から雑貨へ。海上輸送の扱う貨物の質が変わってきた」――。近年、多くの船社が口にする。ドライバー不足で、さまざまな荷主が海上輸送に注目する一方で、これまでの主力貨物の一つだった紙は需要が減少。大手の日本…
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