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2020.07.21付

【海上輸送ガイド】内航海運 無人運航船開発が始動 25年の実用化目指し

 内航海運の分野で、船員が操作することなく航行が可能な無人運航船の開発が本格化しつつある。2021年に既存航路を用いた実証実験が行われ、早ければ25年にも実用化される見込みだ。実現すれば、船員の高齢化による人手不足への対応、人的ミスが原因の約8割とされる海難事故の削減が期待される。

 船員の操作を必要としない無人運航船の実現に向け動き出したのは、日本財団(笹川陽平会長)。2月、内航分野での無人運航船の実用化を支援するため、船社や造船、商社、コンサルティングが代表…

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