【海上輸送ガイド】モーダルシフト　〝初の利用〟増加に期待　2024年問題念頭に

　海上輸送を初めて利用するユーザーの流入で中・長期的な需要増加が見込まれる内航市場。背景にあるのは、目前に迫る残業上限規制への対応や災害時の代替輸送の確保、環境負荷低減に対する期待だ。一方、利用の拡大を受け、航路によっては特定の曜日や便に乗船が集中する傾向がより強まり、いかに平準化していくかが課題となっている。

　トラック企業が内航船に注目する最大の理由となっているのは、残業上限規制が4月からドライバーに適用されることに伴う2024年問題。無人航走の場合…

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