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2016.01.26付
【海上輸送ガイド】 技術進歩で業界を底上げ 平成28年度・海事関係予算 安全・人材にも注力
国土交通省海事局の平成28年度予算案は前年とほぼ同額の103億9000万円。新興国の伸びによる、世界経済の成長に伴う海上輸送、海洋開発の需要を取り込むための予算を重点的に要求したのが特徴だ。技術革新の推進を中心に安全・安心の確保、人材育成といった海運業界が抱える課題の解消に取り組み、業界の底上げを図る。
技術革新では、業界の「海洋開発は期待分野」(工藤泰三日本船主協会長)との声に応え、海洋資源の採掘に必要な技術開発、人材確保に前年と同じく多くの予算が振り分けられた。…
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