【注目】タクシー飲食品宅配　配達コスト削減難しく　活路見いだす企業も

　昨年10月に国土交通省が貨物自動車運送事業法の許可に基づくタクシーの飲食品宅配を解禁して、半年が経過した。もともと新型コロナウイルス流行下の特例措置として認められたタクシー宅配だが、今年3月時点で事業許可を持つタクシー会社の数は昨年9月末に比べ4分の1まで減少。配達コスト削減と価格設定の難しさから撤退が相次いだ半面、活路を見いだす企業もある。

　今年3月12日時点のタクシーの貨物運送事業許可申請件数は、昨年9月末時点の道路運送法に基づく特例許可件数に…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください