ニュース

メインビジュアル

2015.12.15付

【業界の〝常識〟を問う】第6回 5.「3K」職場からの脱却 まずコスト把握し、料金設定へ 増井 忠幸 東京都市大学 名誉教授

 輸送業界ではドライバーの不足と高齢化が問題になっている。自動車運転職の有効求人倍率は東京などで約3倍、道路貨物運送業に携わる人の40歳未満の割合は30%強といった具合だ。しかも最近の若者は「勤務後自宅に帰りたい」との意識が強く、長時間の勤務を避ける傾向にある。このような状況にあって、いわゆる3K(きつい・汚い・危険)職場からいかにして脱却し、職場を働きがいのあるものにしていけるだろうか。
3K職場といわれる原因として、「長距離運転」「長時間拘束」…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください