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2015.12.01付
【業界の〝常識〟を問う】第5回 4.効率化とトップの意識 ②コンテナラウンドユース編 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授
物流効率化のもう一つの話題は「共同化」。これも現場で同じ方面の荷物を積み合わせるといったことは当然、荷主間、物流会社間で協働する方策がより大きな効果を生む。共同輸送には大別して、「同一方面への貨物の統合」と「帰り便の有効活用」がある。「コンテナラウンドユース」もその一つだ。
一般に輸入業者は輸入した実入りコンテナを港から荷降ろし地まで輸送し、荷降ろし後空コンテナを港に返す。一方、輸出業者は空コンテナを港まで取りに行き、荷積みしたものを港まで輸送する。…
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