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2015.11.17付

【業界の〝常識〟を問う】 第4回 効率化とトップの意識 ①モーダルシフト編 増井忠幸 東京都市大学名誉教授

 従来、「物流は改善の宝庫」といわれ、各物流企業は効率化やコストダウンに努めてきた。物流のコスト意識は進んできたものの、大きな効率化の余地はまだまだ存在する。物流現場の改善に加え、いまや業界を越えて社会会全体からの効率化の視点が必要だ。
 国が進めている施策の1つに「モーダルシフト」がある。わが国の鉄道輸送が占める割合はトンキロベースでわずか4%に過ぎず、1000キロを超える長距離輸送でも多くがトラックに依存している。モーダルシフトはCO2(二酸化炭素)削減策として注目…

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