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2015.11.03付

【業界の〝常識〟を問う】 第3回 配送効率とコスト 積載率、指定時間、庭先条件 増井 忠幸 東京都市大学名誉教授

 配送のコストや効率化を考える上での大きな課題として、積載率、指定時間、庭先条件が挙げられる。
 前回述べたように、配送も「荷積み(仕分け・検品)―配送―荷降ろし(届け)」で構成される。宅配業務のように、代金引き換えや据え付けといった業務が含まれることもある。特に配送の場合、「庭先条件」と呼ばれる集配先の条件によって、作業内容や時間、コストが大きく変わる。通販などのテレビコマーシャルで「送料無料!」と叫んでいるが、とんでもない。消費者は「そのコストが商品代に含まれていること」…

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