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2016.06.21付
【日本の物流に足りないもの】 第6回 適正料金は説明可能か 未来調達研究所 坂口 孝則 取締役
本連載では、貨物量減少、薄利、人材不足などをキーワードに物流業界を眺めてきた。今回は、この呻吟(しんぎん)すべき状況打破のヒントについて考える。
例えば、貸し切りバスについては国土交通省が旗振り役となり運賃と料金制度を規定した。運行距離や時間から適切なコストを求めるものだ。上限と下限を定めることによって、業者間競争は否定していない。ただ、安過ぎるものは審査が必要としている。1月に軽井沢で貸し切りスキーバスによる痛ましい死亡事故が起きた。報道によると、事故を起こした業者は…
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