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2018.01.02付

【新年特集】進む!国内回帰 製造業の動向 高品質・高価格品を中心に 円安、アジア人件費上昇で

 製造業の国内回帰が進んでいる。最近も、ホンダがスーパーカブの生産を熊本工場に集約したり、キヤノンが宮崎県にデジタルカメラの新工場を建設したりする動きが見られる。加えて、創業の地などにある事業の中心的役割を持つ「マザー工場」を拡充する企業も増加している。
 企業の立地動向に詳しい東レ経営研究所の福田佳之産業経済調査部シニアエコノミストは「円安の定着やアジアの賃金上昇で、海外で生産し輸入するよりも国内で生産する方がコストがかからなくなった。今後も、高品質…

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