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2016.04.05付

【安全運転の考え方その指導法・管理法】 第4回 出合い頭の衝突事故を防ぐ 事故なき社会 研究担当取締役・九州大学名誉教授 松永 勝也 氏

 衝突など自動車の運転事故防止のためには、停止距離よりも長い車間距離(または、進行方向空間距離)を保持して走行すべきことは、繰り返し述べた。道路の交差部分は、そこに至る前に停止距離よりも長い空間を見通すことのできない箇所がほとんど。信号機のない交差点での出合い頭の衝突事故防止のためには、停止状態での安全確認が必要である。一方、現実に停止線で確実な停止を行っている人は2%以下で、それ以外の所での停止を含めても約5%の人しか実行していない。ほとんどの人は徐行状態での…

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