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2019.06.25付
【多発する災害にどう向き合う】第2回 支援物資輸送の課題 宇都宮大学 長田 哲平助教
支援物資輸送では、個人、企業・自治体から多くの物資が集まる。今回は平成時代に起きた災害を事例に、支援物資輸送の課題を振り返る。
個人提供で第2の災害
1995年の阪神・淡路大震災では個人から多くの物資が送られ、生活再建に必要なものと、文房具など緊急性の低いものが詰め合わせされた状態だった。結果、被災地では箱を開け、自治体や物流企業が種類別に仕分けなければならなかった。
食品では賞味・消費期限の確認を要することもあり、現場は混乱。被災しながら復旧作業を続ける…
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