【共創】F―LINEの誕生～物流の持続可能性を求め(1)～　流通経済研究所　堀尾仁特任研究員

　筆者は昨年6月まで、加工食品メーカーの物流担当部長として、持続可能な加工食品物流構築を目指し、さまざまな連携を推進してきた。今回「共創」をテーマにこれまでたどってきた道を振り返りつつ、連携や共創を模索する読者の役に立てればと考えている。
　知っての通り、物流の危機は深刻で、それに立ち向かう改革は急務だ。しかも一人でできる改革はほとんどなく、必ず関係者と連携し、従来の延長線上にない全く新しいスキームやルールなどを作り出していかなければならない。
　一方、関係者はライ…

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