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2018.10.16付

【働き方改革2024年問題】(下) 政府狙う最悪のシナリオ 奈良経営サポート 村上 英治氏

 働き方改革の法案は成立したが、政府が想定する最終目標まで到達したとは思えない。米国の労働体系を模範とする一連の流れは3段階に分かれていると踏んでいる。
 まず第1段階は、「プレミアムフライデー」に代表される労働意識の変革。大企業を中心に残業が削減された。ある大手メーカー社員によると、給料は月4~5万円下がったが、サービス残業は増えたという。次の段階は先述の残業の上限規制。
 そして最後のとりでが「割増賃金の消滅」。すでに予兆はある。…

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