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2022.11.15付

【倉庫・ロジスティクス特集】サステナブル物流実現へ 倉庫ができること 輸送、保管バランスを 荷主は在庫持つ傾向 流通経済大学 矢野 裕児 教授に聞く

 労働人口の減少による人手不足、相次ぐ台風や地震災害で物流の供給制約が顕在化し、持続可能な物流が強く求められるようになった。その中で倉庫が果たす役割について、流通経済大学の矢野裕児教授は「輸送と保管のバランスを取るために在庫を持つこと、稼働を維持するために従業員を確保する工夫が求められている」とする。

 従来、在庫を持つことは荷主にとって必要悪とされていた。例えば、在庫を徹底的に減らし、効率化を図るジャスト・イン・タイムは輸送負荷が非常に大きい。だが、輸送は安価…

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