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2023.04.25付
【ロジ激流時代を読み解く】第33回 運送版チャネルの短絡化 経営コンサルタント 三村 光昭氏
今回は多層下請けについて考えたい。大手製造業では、部品の調達・加工などで多層下請け構造が存在する。技術や役割を分担し、最終製品に向け連携している。一方、運送会社の貨物利用運送業、いわゆる水屋は製造業とは役割が異なる。情報を活用し、自らは輸配送することなく下請けに仕事を委託する。仲介だけで利益を取る企業が何社も入り、多層構造の下層になるほど低価格で受託せざるを得ない。倉庫を保有し、3PLとして荷主に提案する企業にも利用運送を上手に活用する企業は多い。…
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