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2021.10.26付

【ロジ激流時代を読み解く】第17回 特定の荷主依存からの脱却 経営コンサルタント 三村 光昭氏

 物流企業が特定の荷主のニーズに合わせ、倉庫の立地、設備、人材、業務の熟練などに投資する時、両者が成長の方向性を一つにすれば売り上げの拡大につながる。だが販路を拡大しようとすると、これまで得られた特定の荷主向けの対応力が強みにならないケースが十分に考えられる。つまり、持っている強みが、予想外に弱みへと変化する可能性を秘めている。今回はそうした事例を紹介する。
 倉庫A社は近畿地方北部に本社を構え、売上高は約20億円。創業から35年を経過し代表者は70歳代となった…

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