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2016.08.30付
【トンボの目】見直された通報制度 きっかけは軽井沢バス事故
8月から国土交通省と厚生労働省が行う相互通報制度が見直された。通報事案に「健康診断の未受診」を加え、ドライバーの病気などによる健康起因事故の対策をより厳しくする。制度拡充の背景、運用基準などを一問一答形式で紹介する。
――相互通報制度はどんな仕組みなの?
A 昭和55年に導入された仕組み。国交省と厚労省がそれぞれの監査で法令違反の会社を見つけた際、情報を提供し合う。改善基準告示、最低賃金法違反などが通報事案だったが、健康診断の未受診が加わった。…
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