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2018.07.24付

【トンボの目】〝下請け頼み〟困難に

 長距離運行の下請けに強みを持つ西部運輸グループの関東西部運輸が、行政処分を受けた。宅配・特積みを問わず、多くの企業の幹線輸送を手掛けており、影響は大きい。
 同社は、元請け各社の運行時間順守や採算が厳しい路線を積極的に請け負い成長してきた。元請けにとっては、難しい仕事を任せられる、いわば「調整弁」。例えば出発時間の遅い路線、複数店周りのコースなどを委託されていた。今回の行政処分は元請けの下請け任せに対する、行政からのメッセージとも言える。
 思い返せば改善基準告…

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