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2023.12.19付

【サプライチェーン混乱から何を学ぶか?】第7回 荷主が取るべき環境対応 拓殖大学 松田 琢磨 教授

 今後のサプライチェーンに関し意識すべきことは、まず、環境問題への対応だ。社会の環境への意識が高まっていることを受けて、荷主もまた環境問題への対応が求められる傾向になっている。
 環境負荷の小さい輸送手段でのサプライチェーン構築で、「スコープ3」(自社の燃料使用や、電気などエネルギー使用以外のサプライチェーン排出量)を減らしていく必要がある。
 輸出入では、可能な限り航空輸送を減らし、海上輸送の利用を考えなければならない。海上輸送の割合を増やすには、非常時の…

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