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2019.11.05付

【アジア 太平洋地域の冷蔵倉庫事情】生鮮、医薬が需要けん引 4億?供給の余地あり

 消費意欲が旺盛で高級食材に対する需要が高まるアジア太平洋地域。例えば、イチゴ、ブラックベリーなどベリー類の輸入は2013~18年に毎年7.5%増加しており、要冷蔵冷凍食品や、医薬品のためのコールドチェーン(低温物流網)需要も拡大の一途だ。同地域が米国の都市部並みの冷蔵容量に達するには、4億?超の新規供給が必要だという。

 米中貿易摩擦の余波で成長が鈍化しているとはいえ、経済発展による中間所得層の拡大で消費が活発なアジア太平洋地域。食生活でも医療でも先進国…

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