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2020.06.09付

【まなびカフェ】子供が消えゆく国の未来 第3回 誰が労働力を担っているのか 日本総合研究所 藤波 匠 上席主任研究員

 少子化が続くことによる最大のデメリットは、将来の働き手、社会の支え手が減ることだ。わが国でも、新型コロナウイルス騒動の直前までは、各所で深刻な人手不足が叫ばれていた。最も人手不足とされていたのが運輸業界だったが、こうした人手不足が少子化によるものというのが、一般的な理解だったのではないだろうか。
 労働力不足とは言いつつ、数の上では、働く人の割合の上昇と外国人労働者によって、おおかた補完されていた。わが国の生産年齢人口と労働力人口の推移を見てみよう…

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