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2022.10.18付

【ぶつギリ】叱ることは効果的か 臨床心理士 村中 直人さん 今後、伸びる会社には社員の主体性を育てる環境構築が求められる

 職場で部下がミスをしたら、間違いを正すために叱る上司は多い。ミスを繰り返させないためには、当然の対応かもしれない。ところが、「〈叱る依存〉がとまらない」の著者で、臨床心理士の村中直人さんは「叱る行為は部下の成長にはつながらない」と指摘する。叱る行為を手放すことが、部下の主体的な行動やそこからの学びを促す職場環境につながるとする。

 ―そもそも叱るとはどんな行為か。
 村中 叱る理由の根底には「ミスをなくしてほしい」など、他者に変わってほしいという思いがある。…

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