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2020.06.16付
【「安全企業」のつくり方】第55回 木を見て森も見ること 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
「木を見て森を見ず」とは、小さなことにとらわれてしまい、全体を見渡すことができず、物事の本質を見失ってしまうことである。
運転に置き換えれば、前方を走る車の動きだけにとらわれてしまい、交通環境全体を把握できず、前方車に起こる変化を見失ってしまうことである。
安全運転では、木を見るだけではなく森も見る、交通環境全体を把握する力が求められる。しかし、実際の安全教育では、このことを十分に教育していないことが多い。具体的には、右左折時、バック時など交通場面ごとの…
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