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2020.04.14付
【「安全企業」のつくり方】第51回 乗務員のために感染予防徹底を 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
ウイルス感染には2つのルートが重視されている。飛沫(ひまつ)感染と接触感染である。前者は他人の飛沫を直接浴びることで、後者は手指に付いたウイルスを目、鼻、口へ自ら運んでしまうことで感染する。
乗務員は車中では飛沫を浴びることは少なく、車内換気も自由にできる一方、さまざまな接触の機会は多い。車内ではハンドル、ギア、さまざまなボタン、タッチパネル、伝票、荷物、仕向け先では施設内にあるドアノブなど数え切れない。
対策として手袋をすることがあるが、手袋自体…
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